iPhoneの水没修理の復旧率

今回はiPhoneのよくある故障箇所と修理方法について紹介しようと思います。二回目は「水没」の復旧率を紹介いたします。

夏になれば海や川、プールなどに行く機会が増えるので、iPhoneを水没させてしまう人が増えてしまいます。私のiPhone修理店にも夏から秋にかけて水没修理の依頼が増える傾向があります。iPhone7で防水仕様になったため、水没修理の依頼件数は若干減っていますが、それでもiPhone7以前の機種を使用しているお客様が圧倒的に多いですし、iPhone7でも水没してしまうこともあります。

まず初めに、iPhoneの水没修理はどうやるのか?と言う疑問に答えて行きたいと思います。iPhoneの水没修理は、基盤など全ての部品を外しことからスタートして精製水を入れた超音波洗浄機で洗浄(クリーニング)を行い、その後にエタノールで水気を飛ばします。その際にブラシで基盤のクリーニングも行います。水没の修理方法は大まかに言うとこんな感じです。

続いて、水没修理の復旧率はどのくらいなのか?という疑問に答えていきます。
お店によっても差はあると思いますが、私のiPhone修理店では大体7割(70%)位は復旧できるのではないかな?と言う感じです。水没の場合は、複数個所に不具合が生じている場合が多いので、その個所を正確に把握するのも大切です。それによって細かく見極める事が出来ますからね。

水没修理の復旧率が限りなく100%に近くなる様に頑張って行きたいと思っていますが、修理店側の水没修理で復旧するのにカギになるのが、超音波洗浄とエタノールでのクリーニングで、いかに腐食を落とす事が出来るかにかかってきます。しかし、水没時のお客様の対応次第で復旧率はかなり変わりますし、海で水没させてしまうと海水なので復旧が難しくなるという現状があります。そういう意味で復旧率は70%が限界ではないかと感じています。

iPhoneのパネル再生

今回はiPhone修理には必ず必要になる「交換部品」について紹介しようと思いますが、「iPhone修理屋の裏側」ということで「iPhoneのパネル再生」について書いていきます。

iPhoneのパネル再生とは、ガラス割れや液晶破損のフロントパネル修理で交換したパネル(ひび割れなどで壊れたパネル)は傷の無い新しい状態に再生することができるんです。これはiPhone修理店をやっている人じゃないと知らないのではないでしょうか?

このiPhoneのパネル再生ですが、自分のお店でやっている修理店は少なくて、多くのお店は交換したパネル(壊れたパネル)を業者に送り、リサイクルされたフロントパネルとして返送してもらいます。そのままパネルごと買取ってもらうこともあります。フランチャイズ契約でiPhone修理店をやっているお店だと本部がまとめて買取ってくれることもあるようです。

自分のお店でパネル再生まで出来れば最高なのですが、パネルを再生するのは見た事は無いですが、専用の機械があり、その専用の機械が必要なので、その機械さえあれば、自分たちでパネル再生できるということなのです。自社でパネルが再生が出来れば、壊れているパネルをお店で再生しちゃうんで、部品代の経費を抑えることができますが、そこまで気合が入った修理店は少ないでしょう。

ここまで聞くとパネル再生はメリットしかないように感じますが、パネル再生で蘇ったフロントパネルは質が悪いことが多く、お店の信用を落とす原因になる可能性もあります。そういう事情があることから、フランチャイズ契約の修理店以外は再利用せずに、そのままパネル業者に買取ってもらうことが多いようです。

iPhoneの故障(ボタン関連)

今回はiPhoneのよくある故障箇所と修理方法について紹介しようと思います。一回目は「ボタン関連」の故障・不具合を紹介いたします。

iPhoneの故障で経年劣化でなってしまうのが各種ボタン関連の不具合です。このボタンの不具合はiPhone4/iPhone4s/iPhone5/iPhone5c/iPhone5sの端末に多く見られる症状で、特に「電源ボタン」と「ホームボタン」が反応しなくなったり感度が悪くなったりします。この故障は部品を交換することで、だいたいは簡単に直りますので、iPhoneのジャンク品を扱う買取店は喜んで買取してくれます。ただ、修理するのがちょっとだけ面倒ということや部品交換代がかかるということで、そのことを考慮されての査定金額になってしまう可能性は高いですね。でも知識としてボタンの不具合は修理可能だと知識に入れておけば、バカみたいな査定額に騙されることなく交渉できると思います。

ただ、iPhone5sから搭載された「指紋認証機能」だけは部品交換をすると指紋認証機能が使えなくなってしまいますので、iPhone5s以降の機種で「ホームボタン」が使えなくなってしまったジャンク品の場合だと買取時の高額査定は厳しいかもしれません。

特にiPhone7になると指紋認証を諦めたとしてもボタンとして機能させるのに、質の良い部品が必要ですので、iPhone修理屋さんはその部品仕入れに結構困っています。しかも、iPhone7のホームボタンは意外と壊れやすいことで業界でも有名です。売ること(下取り)も考えてiPhone7のホームボタンの故障・不具合だけは気をつけたほういいと思います。

犬に噛まれたり落としたりで割れてしまうケースがあり、iPhone7のホームボタンは割ってしまうと機能しなくなってしまいます。iPhone修理屋が言うのもなんですが、割れてしまったり、壊れてしまったら修理するのではなく、Appleの保証サービスで本体交換することをお勧めします。